最後の場所(メジロ)

 メジロが1羽、落ちていました。
まさか写真が撮れないからじっとしていてくれと念じたためではないでしょうが・・・
 生きるとは死に向かって歩むものだと聞いたことがありますが、とにかく広い市内のなかでも特に小さな私ン家のマサキや、コムラサキシキブの実を目指し、飛んできたのです。

〈篭に入れられたメジロはずいぶん長生きです。メジロの捕獲は禁止されているので、やっぱり長生きしてるんでしょう〉

君のために柿は最後の一つを残しました。

秒針のように休むことなく、留まり方を変え、
柿の実の周りをつついています。
そんなに丁寧に食べるよりも、もっと速く食べないと、ヒヨドリが来たら何も残してくれないよ

半円の丁寧な巣


アロエにやってきたメジロ

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